【生命保険】生命保険の世帯加入率

◆生命保険を契約している人はどれくらい?
「2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査」の「調査報告書(2025(令和7)年1月31日発行)から結果を見ると・・・

生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率
【2人以上世帯】
 全生保:89.2%(前回(令和3年度)89.8%)
 民間生保:79.9%(前回(令和3年度)80.3%)
【単身世帯】
 全生保45.6%(今回調査から調査を始めた)
 民間生保:37.3%(今回調査から調査を始めた)

 (注)「全生保」は民間の生命保険(かんぽ生命を含む)、簡易生命保険、JA、県民共済・生協等
    「民間生保」は民間の生命保険(かんぽ生命を含む)

全体的にわずかながら加入率は下がっていますが、依然として契約の割合は高くなっています。

特に、2人以上世帯における「医療保険」の世帯加入率は95.1%と微増しております。死亡時の保障中心の契約から、自分自身のための保障を中心とした契約が増えてきているようです

◆ひとくちに「生命保険」といっても・・・
 死亡保障:保険の対象となる方の死亡に伴い、遺族や指定受取人に死亡保険金が支払われます

 医療保険:保険の対象となる方の病気やケガでの入院などに対して入院・通院の日額保障、あるいは月額保障の保険金が支払われます

 がん保険:がん特有の症状や治療のため特別に設計された保険。がんと診断された時の一時金や、入院・通院の日額保障、あるいは月額保障の保険金が支払われます。また、がんの場合は治療の後にも経過観察や通院による抗がん剤治療などがあるので、それらの保障を特約で追加できます。

 介護保険:特定の介護状態になった場合に一時金などが支払われます
 
 痴呆症保険:痴呆症の認定を受けた場合に一時金などが支払われます

 養老保険:満期日までは死亡保障がついており、満期日までに生存している場合には満期金が支払われる、積立機能がある死亡保険

 その他、さまざまな保険があります。

◆単身者は死亡保険は不要! なのでしょうか?
「死亡保険金を残すべき家族がいないから・・・」と死亡保険には見向きもしない方がいますが、まったく無駄な保障とは言えない面も。

死亡保険には「リビングニーズ」という特約があり、余命6ヶ月と診断された場合には死亡保険金の代わりに死亡保険金と同額の保険金を生存している間に受け取れるものです。

受取った保険金は使い方が自由なので、自分自身のために健康保険適用外の治療や緩和治療に充てたり、思い出作りに旅行に出たり、ご自身のために有効に使うことができます。

(文責:白井利典)