【サイバー保険】サイバー攻撃は他人事? サポート詐欺も危険!

サイバー攻撃によるランサムウェア被害の報道を目にすることが増えてきました。個人情報や重要な情報を持っていないと考えている「個人」や「個人事業主」や「小規模事業者」はこれら被害は他人事なのでしょうか?

No! 決して他人事ではありません。例えば、最近特に増えてきている「サポート詐欺」は個人のパソコンへ無差別に送信されてくるメールが入り口であったり、まとめサイトや検索サイトなどの「次ページ」「Next」などのボタンをクリックしたことにより詐欺ページに飛んでしまうことがあります。

サポート詐欺とは、誤ってクリックした先のページで「PCがウィルスに感染した。以下のサポートに電話してください」「以下のURLからサポートサイトにアクセスしてください」などと詐欺ページへ誘導し、高額なサポート費用や復旧費用を詐取するのが主な手口です。

これらの詐欺ページの画面は「閉じる」ボタンでは閉じることができずに焦っていることもあって騙されやすいというのが特徴です。
サポート詐欺の対応方法をネットで検索して、日ごろから対策を知っておくことが重要となります。

個人事業主や小規模事業者についてはどうでしょうか?扱っている個人情報や重要なデータなどは数が少ないから大丈夫、小さい商売をしているから大丈夫、そんな風にお考えではありませんか?

小規模の事業であっても、商品の発注や取引先とのやり取りで他の会社とデータをネットでやり取りしているのではありませんか?今やネットにつながずに単体で使うPCは皆無ですので、必ずどこかと繋がっています。
取引先が大手であったり大手の子会社だったりすると、小規模事業者にサイバー攻撃を仕掛けてそこを踏み台としてその先に繋がる大手事業者を攻撃することもあります。

そのような事態が起きると、踏み台として使われた事業者も多額の損害賠償を求められることがあります。また、原因調査を行って再発防止を行わなければ取引先からの取引停止となることもあります。

◆原因調査費用(フォレンジック費用)は、PC1台当たり100~130万円が相場だといわれています。小規模事業所でも複数台のPCを使っていますので、一度サイバー攻撃を受けると(または受けた可能性があると)その原因調査費用だけで数百万円が飛んでしまいます。

現在のサイバー攻撃への対処において重要な2つのポイントは、常に「サイバー攻撃は受けるものだ」との認識でセキュリティソフトを最新の状態に保って自衛すること、そしてサイバー攻撃を受けてしまった場合に備えて「サイバー保険」を契約し賠償や費用に充てられるように準備すること。
サイバー保険では原因調査費用(フォレンジック費用)を十分カバーできるように設計できます。

◆日本損害保険協会の2018年調査によると、国内企業の約7社に1社がサイバー攻撃を経験しています。この数字を見ても他人事ではないとわかりますよね。

サイバー攻撃を受けると「金銭の損失」「顧客の喪失」「事業継続の阻害」という企業の存続にかかわる脅威が露呈されます。

中小企業団体のスケールメリットで割安に契約できる保険制度もあり、お勧めしています。詳しくはお問い合わせください。