【お役立ち情報】ハザードマップ

◆本日は東日本大震災の日

 15年前の2011年3月11日(金)14時46分に発生した地震とそれに伴う津波により福島県、宮城県を中心に大きな人的損害と物的損害が発生しました。私は熊谷の旧市街地を車で走行中でしたが、道路の左右に立っている電信柱などが大きく揺れて建物とともに道路に倒れてくるような感覚がありました。事務所のあるビルに向かうとビル内のテナントの会社の社員がビルの外で不安げに話をしていました。

 この日以来、多くの方々がこれから来るであろう災害に対して目を向けて日ごろから心の準備をするようになりました。

◆ハザードマップとは?

 洪水、土砂災害、津波、地震などの自然災害が発生した際に、被害が想定される区域、浸水の深さ、避難場所、避難経路などを地図上に示したものです。非常時に備えて平時から居住地などの災害リスクを把握し、被災時の迅速で安全な避難につなげることが目的で作成されています。市町村が作成し配布しているものもありますが、ネットでハザードマップを確認すると様々な表示によりリスクを多角的に確認することができるのでおススメです。

 ハザードマップは主に「地震(揺れやすさ・液状化など)」と「水災(内水氾濫/外水氾濫・土砂災害・津波など)」が知られています。

各種ハザードマップ

・ハザードマップポータルサイト(国土地理院)

  https://disaportal.gsi.go.jp

  住所や現在地や地図から該当する地域のハザードマップを確認できます。洪水時の想定される最大規模(最大水深〇〇m)を

  色分けでわかりやすく表示するほか、地図上に地形分類を重ねて表示し地形によるリスクが把握できたり、災害発生時の道路

  防災情報などを確認できたりする「重ねるハザードマップ」です。

  平時にハザードマップを確認しておくことで災害時の避難場所の確認、被害のより少ない地域への避難、避難経路の事前確認

  などに活かせます。

 

・J-SHISマップ(地震ハザードステーション)

  https://www.j-shis.bosai.go.jp

  政府の地震調査研究推進本部が作成した「全国地震動予測地図」をウェブ上で閲覧できる無料のWebサービス・地図システム

  です。指定した場所の今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率や、想定される最大震度などを地図上で確認できる

  日本全国の地震ハザード共通情報基盤です。

 

・cmap(リアルタイム被害予測)

  https://cmap.dev/

  損保会社のあいおいニッセイ同和損害保険が提供する無料のリアルタイム被害予測・防災Webサイト/アプリです。リアルタ

  イムで全国の気象状況などを可視化した地図が確認できます。

  直近の地震発生地点・地震の規模・最大震度、過去の大きな地震発生地点なども表示されます。また、浸水や土砂災害や津波

  災害を想定したハザードマップを表示することも可能です。

 

・各市町村のホームページに掲載のハザードマップ

  草加市 ハザードマップ – 草加市役所

      草加市ハザードマップ(そうか災害地図) – 草加市役所

  越谷市 越谷市洪水ハザードマップ 越谷市公式ホームページ

      地震への備え 越谷市公式ホームページ

  八潮市 八潮市洪水地震ハザードマップ/八潮市

  三郷市 水害ハザードマップ/三郷市公式サイト

      地震ハザードマップ/三郷市公式サイト

  川口市 洪水ハザードマップ(防災本抜粋)/川口市ホームページ

      地震ハザードマップ(防災本抜粋)/川口市ホームページ

 

ハザードマップの活用方法

・災害時の避難場所や最寄りの病院などを確認する

  事前に確認しておくことでスムーズに移動できる

・災害ごとの避難経路・避難場所を確認する

  安全な避難経路をたどれる

  避難経路・避難場所が決まっていれば、はぐれた家族を見つけやすい

・お住まいの地域の被害予想を確認する

  最悪の事態を想定して、災害時に何を優先するべきかを考えられる

・職場・学校からの帰宅経路を確認する

  最悪の場合には徒歩で帰宅する必要が生じ、普段の交通機関での移動と異なる経路となる

・住まいを決める際の参考になる

  土地や住宅を購入、賃貸物件を探す、などの場合にその場所の被災想定や避難場所までの距離を知っておくことで安全な住まいを確保できる

 

 ハザードマップをもとに普段から家族で話し合いをしておくと、万が一の大きな災害に遭ってしまっても自分自身や家族はもちろんのこと、周囲の方々を安全に避難誘導できます。

 2011年3月の東日本大震災による東北地域の津波被害の際にも、昔からの伝承を知っている方や安全な避難場所を知っている方が声を上げて誘導したことで多くの人命が救われています。

 もしもの時に備えてご家族と一緒にハザードマップを見て、安全第一の行動ができるように備えましょう。

 

(文責:白井利典)