【生命保険】人生の三大資金の一つ、教育費はどれだけかかるの?
◆教育費は人生における三大資金の一つ
三大資金とは、「住宅資金」「教育資金」「老後資金」です。
このうち「教育資金」は子供の有無や人数にもよりますが、年々上昇傾向にあります。
このため、計画的に準備するためにはどれだけの金額がかかるのか?を知っておく必要があります。
公益財団法人 生命保険文化センターの発行する「ライフプラン情報ブック」に記載のデータから見てみましょう。
◆幼稚園から高等学校までの教育費
「子供の学習費調査」(令和5年度)によると、幼稚園から高校までの教育費の平均は以下の通りです。
教育費とは、学校教育費・学校給食費・学校外活動費の合計を指します。
【幼稚園】(3年間合計)公立:約53万円、私立:約104万円
【小学校】(6年間合計)公立:約202万円、私立:約1,097万円
【中学校】(3年間合計)公立:約163万円、私立:約467万円
【高校】(全日制・3年間合計)公立:約179万円、私立:約308万円
◆大学生の教育費
大学生の教育費は、国公立か私立か、文系か理系か、自宅通学か下宿かなどによって異なります。
「学生生活調査」(令和4年度)によると、「大学(昼間部)」に通う学生の55.0%が奨学金を受給しています。
【大学生】文系・自宅通学 (4年間合計)国公立:約480万円、私立文系:約670万円、
文系・下宿 (4年間合計)国公立:約820万円、私立文系:約980万円
理系・自宅通学 (4年間合計)私立理系:約810万円、(6年間合計)私立医歯系:約2,490万円
理系・下宿 (4年間合計)私立理系:約1,110万円、(6年間合計)私立医歯系:約2,930万円
◆大学などの教育費をサポートする制度
2020(令和2)年度から高等教育の修学支援新制度(授業料などの減免や給付型奨学金をセットで行う)が実施されています。
2024(令和6)年度は、中間所得世帯(多子世帯または私立理工農系)への支援が拡大されました。
2025(令和7)年度からは、多子世帯の学生に対する大学などの授業料・入学金が、所得制限なく、国の定める一定額まで無償となる予定です。
経済的な理由で進学を断念することのないように、様々な支援制度について理解を深めておくと安心です。
◆教育費用の公的な補助など
現在国会で議論されている高校授業料無償化のほか、学校ごとの授業料減免措置、学校ごとの特待生制度などが用意されています。
また、各種公益財団などの給付型奨学金(返還不要の奨学金)が利用できる場合もあります。
(文責:白井利典)